国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。大きさはサッカー場くらいで、太陽電池パドルが取り付けられているためとても明るく、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
今日、29日は、日本の広い範囲で「きぼう」を見られるチャンスです。(「きぼう」が見られると予想される経路は下の図を参照)。
JAXA・宇宙航空研究開発機構によると、時刻は午後6時02分頃から7分頃にかけてです。沖縄や近畿から関東で最大仰角(仰角とは、地平線からの角度)が30度以上になるため、見えやすくなります。(九州や東北は最大仰角が30度以下でやや見えづらいです。)
見られる方角は、地域によって異なります。(下の時刻は最大仰角の時刻。この時刻の2分ほど前から見え始めます。)
★那覇 午後6時04分ごろ 東南東
★大阪 午後6時07分ごろ 南南東
★東京 午後6時07分ごろ 南
★仙台 午後6時07分ごろ 南南西