今週に入り、全国的に気温の高い日が続いていますが、今日、明日は例年通りの寒さになる予報です。クリスマスでもありますので、お出かけの際は寒さ対策をしっかりしてくださいね。
さて、昨日12月23日は今上(きんじょう)天皇の誕生日でした。83歳、おめでとうございます。
そして12月23日は、約60年前に遡ると東京タワーが竣工した日でもあります。
東京タワーでは、クリスマス、年末年始にかけて、さまざまなイベントが開催されています。ぜひ、ご家族やお友達、カップルお出かけください。
「東京タワー」基礎知識
東京タワーは、1958年12月23日に完成しました。
正規式名称は「日本電波塔」。東京スカイツリーが建設された現在は、予備電波塔として位置づけられ、東京スカイツリーにトラブルが発生した場合、東京タワーから電波が発信できるようになっています。
現在でもラジオのFM局の電波は東京タワーを利用しています。放送電波以外には、JR東日本の無線アンテナが設置され、大地震が発生した時など、東京駅を中心に100キロ圏内を走る列車を緊急停止することができます。
こだわりのライトアップ
ランドマークライト【夏バーション】
東京タワーのライトアップは、2種類に分けられます。
ひとつ目は、東京タワーに向かってライトを照らす「ランドマークライト」。ふたつ目は、東京タワーの外に向かって輝く「ダイヤモンドヴェール」です。
「ランドマークライト」は、夏バージョン(7月7日〜)と、冬バージョン(10月初旬〜)があります。
夏場は、メタルハライドライトと呼ばれるシルバーライトを使用。塔体を白色に照らし、夏の夜空を涼し気に演出します。冬場は、高圧ナトリウムランプと呼ばれるオレンジ色のライトを使用し、暖かい光でタワーを灯します。
「ダイヤモンドヴェール」は、土曜日の20時〜22時の2時間限定のライトアップです。最近ではイベントやプロモーションで利用されており(例:乳がんの知識啓発ピンクリボンキャンペーン、祝・東京オリンピック決定など)、さまざまなライトアップが行われ、行き交う人々の目を楽しませています。
また、本日12月24日(土)には、ラグビワールドカップ2019の開幕1000日前ライトアップが点灯。開催都市マークをイメージした青・白・緑の3色に染まるのでお楽しみに!
クリスマス・ライトダウンストーリー
美しいダイヤモンドヴェール
「午前0時、東京タワーのライトアップが消える瞬間を一緒に見つめたカップルは永遠の幸せを手に入れる」というライトダウン伝説をご存じですか?
通常(※)午前0時に消灯するライトアップですが、クリスマス期間はライトダウン伝説にちなみ、毎晩19時30分に一旦消灯し、再びライトが点灯するまでの30分間、BGMに合わせた光のショーを開催中です。
最大の目玉は、大展望台に浮かび上がるハートマーク! 多くのカップルが幸せそうにタワーを見上げています。
■開催期間:12月25(日)まで
■時間 : 19:30~20:00頃まで(約30分間、1日1回実施)
※現在特別展望台リニューアル工事のため、ライトアップは明け方まで行われています。
東京タワーで初日の出&初詣
初日の出も楽しめます
クリスマスの後は、いよいよ年末年始ですが、東京タワーは、初日の出&初詣も楽しめます。
東京スカイツリーは抽選による入場制限があるのですが、混雑はするものの東京タワーは入場制限がありません。さらに、先着2017名様には「2017.1.1」刻印入り記念メダルをプレゼント!
初日の出を見た後は、23区内で一番高い場所にあるタワー神社で初詣をしましょう。
── 東京スカイツリーの開業とともに注目を集めている東京タワー。
これからクリスマス、年末年始にかけてイベントが目白押しです。ぜひお友達、ご家族、カップルでお出かけください。