岩牡蠣は岩のような殻が特徴
牡蠣のシーズンは12月とご紹介しましたが、実は、牡蠣には旬が2回あります。
それは、冬が旬の“真牡蠣”と夏が旬の“岩牡蠣”です。
どちらも名前は耳にしたことがあるかもしれませんが、違いがよく分からないという方も多いはず。今回は、そのモヤモヤもスッキリさせましょう。
■真牡蠣
真牡蠣は、秋から冬に栄養を蓄えて夏に一気に産卵します。産卵後は栄養価が落ちるため、味も著しく低下するので、栄養を蓄える秋から冬が食べごろとなります。真牡蠣は岩牡蠣に比べて小ぶりですが、旨みが凝縮されていてクリーミーな点も特長です。
■岩牡蠣
一方の岩牡蠣は、少しずつ時間をかけて産卵する点が特長です。そのため栄養が落ちることがなく、旨みがたっぷりつまった夏が食べごろとなります。また、岩牡蠣は岩のようなゴツゴツとした殻が特徴で、真牡蠣より大きくジューシーな味わいです。