お米の品種は現在500種類。新品種が毎年3種ほど生まれており、コシヒカリは30年以上市場を席巻している絶対王者です。現在の人気品種はほぼコシヒカリの子孫たちです。
去年は、北海道の「ふっくりんこ」青森県「晴天の霹靂」滋賀県の「みずかがみ」栃木「とちぎのほし」香川県「おいでまい」鹿児島「あきほなみ」 など日本穀物検定協会の格付けで初めて特Aをとる県の米が登場、品質管理に力をいれブランド化の競争も激しくなっています。ちなみに新潟県の魚沼産コシヒカリは、平成元年より特Aの評価を一度ものがしたことのない唯一のブランドです。
ランクや数値の高いものを食べてみたくなるのは人情ですが、検知している食味値やランクも甘みや粘りなどの基準となるバランスは、結局は人が決めたものなので、あくまでも目安として、自分好みのお米を探していただくのがよいと思います。
それでは、お好みのタイプにより、オススメのお米をご案内いたします。
【お弁当・おむすびなど、冷めても美味しいごはんが食べたい派には】
「ミルキークイーン」「ひとめぼれ」「ななつぼし」
【炊き立てをたべたい派には】
・甘くてもっちりと粘りのあるタイプ
「ゆめぴりか」「夢ごこち」「ミルキィクィーン」などの甘みがでやすい米
・さらっとした食べやすさ薄味和食タイプ
「ヒノヒカリ」「ササニシキ」「あきだわら」「にこまる」
・バランスの良いオールラウンダータイプ
「きたくりん」「ふっくりんこ」「つや姫」「あきたこまち」「ひとめぼれ」
・弾力があり甘さもあるタイプ
「コシヒカリ」
【炊きだめレンチン派には】
「ゆめぴりか」「夢ごこち」「はえぬき」「つや姫」
いかがですか?お気に入りのお米をすでに食べたことがあるかもしれませんね。
参照:らでぃっしゅぼーや会員情報誌「おはなしSalada」 秋号
【稲木干し】重労働だが大事な工程。天日によりアミノ酸と糖の含量が高くなり、逆さにして最下部の米粒へ栄養と旨味を降ろす