いろいろな種類のものを入れて、陰陽のバランスをとるのがポイント
寒い季節は、温かい食べものや陽性の食べものをとるのが基本。その一方で、代謝を促す陰性のパワーも適度に入れていくのがポイントです。
いちばんのおすすめは、やはり鍋もの。具には野菜(白菜、小松菜、ねぎ など)や根菜(ごぼう、人参、大根、れんこん など)、きのこ類、海藻、豆腐など、できるだけいろいろな種類のものを入れるとバランスが良くなります。この時季は、陽性の肉や魚を食べるのにいちばん適したシーズン。たっぷりの野菜やきのこ類を食べ合わせ、動物性食品の消化を助けましょう。
鍋の利点は、まず熱という陽性がしっかり入って、からだが温まり活性化することです。具も陰陽両方の食べものが入っているので、カロリーという陽性が補給されながら陰性の作用で代謝も促されます。ビタミン、ミネラル、繊維質も豊富に摂取できるので、腸の掃除にも最適。鍋ものは、調理にも手間がかからないので、なにかと慌ただしい季節のお助けメニューになりそう!
日ごと寒さが増すこれからの季節。陰陽の基本的な考え方を食事に取り入れて、健やかに毎日を過ごしましょう。