11日(水)から日本列島に寒気が流れ込むでしょう。11日から13日(金)にかけては北日本を中心に、14日(土)から15日(日)にかけては東日本や西日本にも強い寒気が流れ込む見込みです。特に14日から15日は今季最強の寒波となりそうで、北陸の上空では数年に一度レベルの強い寒気が予想されています。
今冬はこれまでは強い寒気は流れ込んできても、北海道が中心であったり、滞在期間は比較的短い期間でした。このため、10日現在は、本州の日本海側の雪は山沿いも含めて、平年の半分以下という所がほとんどです。ただ、今回の寒波は強弱はあるものの、15日頃にかけて長く居座る見込みで、日本海側では、まだ雪の少ない地域でも積雪が一気に増えそうです。
また、特に今週末は冬型の気圧配置が強まるため、東北や東海から近畿、四国など太平洋側の地域にも雪雲が流れ込む見込みです。普段、雪の少ない地域でも注意が必要になりそうです。