色も形も珍しい八重咲きポインセチア
ポインセチアはメキシコ・中米の温暖な地方に生息する常緑の樹木です。
花のように見える赤い部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉で、その中心にある小さい粒が花です。最近は、苞がピンク・白・黄色・斑入りのものや、丸くカールしたものなど、多彩な表情の新品種も見かけるようになりました。
日本ではクリスマスシーズンに出まわるので、寒さに強い植物と思われがちですが、実は寒さが大の苦手。この季節に屋外やベランダに置いておくと、葉が落ちて枯れてしまいます。
ポインセチアに適した生育温度は15~20℃。冬場は冷たい空気や北風を避け、暖かい室内(室温10℃以上)で管理すれば、苞の美しい色を春先まで楽しむことができます。日光を好みますので、日中は日当たりのいい窓際に置くとGOODです。
また、冬は水やりの回数を減らし、鉢土の表面が白く乾いてから与えるようにします。水を与えすぎると鉢土がジメジメして、根腐れすることがあるので注意しましょう。