花粉の飛散数は、前年の夏の気象条件が大きく影響します。前年の夏が「気温が高く」「日照時間が多く」「降水量が少ない」と、スギやヒノキの花芽が多く形成されて、翌年の春の花粉飛散数が多くなると言われています。
今夏(2016年)は、ほとんどの所で気温が高く、日照時間は多い傾向で、降水量は北日本や関東甲信地方では平年並みか多くなりました。
そのため、2017年春の花粉飛散数は、前シーズン(2016年春)と比べると北日本で少なく、西日本で多く飛散するでしょう。特に、近畿・四国・九州地方では、前シーズンに比べて非常に多く飛散することが予想されます。関東甲信地方は前シーズンと比べてやや少ないものの、気象条件が揃うと一日で大量飛散するという日もあります。
それでは来シーズンに向けて、今から出来る花粉症の準備対策をご紹介しましょう。