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シーズン到来!日帰りで楽しめる、関東のお祭り5選|秋祭り特集【2016】

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シーズン到来!日帰りで楽しめる、関東のお祭り5選|秋祭り特集【2016】

歴史があって情緒があって力があふれてる、ちょっと足を延ばしたい各地の秋祭りをご紹介

歴史があって情緒があって力があふれてる、ちょっと足を延ばしたい各地の秋祭りをご紹介

関東以南では真夏日の日が続き、季節が逆戻りしたような感じでしたが、秋もいよいよ本番。楽しい秋祭りのシーズン到来です。
一年の実りを祝う秋の祭りは、ほかの時期のお祭りと比べても規模が大きいものが多いようです。
その内容も、例えば古い町並みの中、巨大な山車をひきまわす力強いお祭りから、手作りロケットを打ち上げるもの、水の上で江戸時代から続くアクロバティックな妙技を披露するものなど、楽しそうなお祭りがたくさんあります。
そこで今回は、この秋おすすめのとっておきの秋祭りを5つご紹介します。

10月8日、9日 鹿沼ぶっつけ秋祭り(栃木県鹿沼市 今宮神社)

鹿沼今宮神社のお祭りには、400年の歴史が

鹿沼今宮神社のお祭りには、400年の歴史が

毎年、10月第二土曜・日曜に行われる鹿沼今宮神社祭の例大祭です。
豪壮で緻密な彫刻が施された彫刻屋台が繰り出され、「ぶっつけ」と言って、2台以上の屋台が路上で出会い、お囃子を激しく競演。提灯や歓声などではやし立てる中、調子を狂わさずに演奏することを競いあいます。
今から400年以上も前、慶長13年から続くお祭りで、大干ばつに見舞われた時に今宮神社で雨ごいを行い、その霊験に感謝したのが始まりとされています。
その後、江戸幕府の方針で華美な風俗が押さえられる中、屋台を彫刻で飾るようになって、今のような屋台の形が生まれました。日光山の彫刻師が村の依頼で作ったという伝承もあり、江戸時代の屋台も数多く現存しているのも、魅力です。
国指定重要無形民俗文化財。

■今宮神社(栃木県鹿沼市)
■場所:今宮神社および鹿沼市街地
■アクセス:東武日光線新鹿沼駅徒歩15分、JR日光線鹿沼駅徒歩20分、車:東北自動車道鹿沼I.Cから15分
■TEL:0289-63-2303(鹿沼市観光交流課内 鹿沼秋まつり実行委員会) 

10月9日 椋神社の龍勢 (埼玉県秩父市 椋神社)

手づくりロケットを打ち上げる、全国でも珍しい秋祭り

手づくりロケットを打ち上げる、全国でも珍しい秋祭り

戦国時代の狼煙(のろし)から始まったと伝わるもので、秋の例大祭に奉納する神事としていくつもの流派が、それぞれ手づくりロケット「龍勢」を打ち上げます。
発射は神社から300メートルくらい離れた山麓に組んだやぐらから。
火薬の筒を青竹にしばりつけた「龍勢」を、奉納者がそろいの法被姿でやぐらに担ぎ上げ、奉納者による独特の節回しの「龍勢口上」の後、太鼓を合図に龍勢が天高く舞い上がります。
「もしも世界中の物理学者が吉田の龍勢を知っていたら、宇宙ロケットの歴史はもう10年早く始まっていただろう」と言われるほどの技術です。
なお、今年は8:40〜17:00の間(11:00〜11:50の間は、椋神社例大祭祭典執行のため、打ち上げは休止)、約15分間隔で約30本の龍勢の打ち上げが予定されています。

■椋神社(埼玉県秩父市)
■場所:埼玉県秩父市吉田地区 椋神社
■アクセス:西武秩父駅、または皆野駅より臨時バス「龍勢会館行」にて終点下車、徒歩約10分
■TEL:0494-77-1111(吉田観光協会) 

10月7日、8日、9日 佐原の大祭秋祭り(千葉県香取市 諏訪神社)

巨大な山車が情緒あふれる町並みを行く

巨大な山車が情緒あふれる町並みを行く

千葉県香取市の諏訪神社の秋祭りは、夏に行われる八坂神社祇園祭とあわせて「佐原の大祭」と呼ばれています。
3日間の期間中、神武天皇、大楠公(楠木正成)など、伝説や歴史上の英雄などをかたどった大きな人形を飾った14台の山車が、佐原囃子の演奏で、家々の軒先をかすめながらひきまわされます。
約300年もの歴史があるこのお祭り、関東3大山車祭りのひとつで、平成16年には、国の重要無形民俗文化財にも指定されました。
お祭りももちろん、小江戸と言われる風情の残る土蔵造りの町並みも素敵ですね。

■諏訪神社(千葉県香取市)
■場所:JR成田線佐原駅 駅前
■アクセス:JR成田線佐原駅徒歩0分、京成バス・千葉交通 浜松町・東京駅発佐原経由銚子行佐原駅北口下車徒歩1分、関鉄グリーンバス 東京駅発鉾田駅行佐原駅下車徒歩1分、東関東自動車道 佐原香取ICから10分、大栄ICから20分
■TEL:0478-54-1111(香取市商工観光課)、0478-52-6675(水郷佐原観光協会) 

10月15日、16日 川越まつり(埼玉県川越市 氷川神社)

江戸天下祭りの様式を今に伝える川越まつり

江戸天下祭りの様式を今に伝える川越まつり

小江戸と言えば、埼玉県の川越でも、毎年10月の第三土曜、日曜日に川越まつりが開かれます。
氷川神社が執行する「例大祭」とその直後の「神幸祭」や「山車行事(祭礼)」から成り立っていて、正式には、川越氷川祭の山車行事といいます。
360年の歴史がある都市型のお祭り。この地域は江戸時代には、新河岸川の舟運で江戸との結びつきが強く、お祭りも江戸天下祭といわれる山王祭や神田祭などの様式を取り入れています。
何台もの豪華な山車がお囃子で競い合う「曳っかわせ」は祭りの最大の見どころ。特に夜の「曳っかわせ」は圧巻で、最高潮に盛り上がります。
国指定重要無形民俗文化財。

■氷川神社(埼玉県川越市)
■場所:川越市中心市街地一体
■アクセス:JR、東武東上線急行川越駅、西武新宿線本川越駅、
■TEL:049-222-5556(川越市川越駅観光案内所) 

10月16日 木場の角乗(東京都江東区)

水に浮かんだ角材の上で技が光る

水に浮かんだ角材の上で技が光る

毎年、江東区民まつりで行われる木場の角乗(かくのり)。木場公園の専用池に浮かべた材木の上で、葛西囃子にあわせて「相乗り」「駒下駄乗り」など江戸時代から伝わる数々の妙技が披露されます。
木場という地名はもともとこの地域に貯木場など、木材に関連する施設が多かったことに由来しています。
当時は川並衆(かわなみしゅう)と呼ばれた木場の木材業者が、水に浮かべた材木を鳶口(とびぐち)で乗りこなして、いかだに組んでいました。そんな木場の模様を今に伝える、民俗芸能です。

■木場の角乗(東京都江東区)
■場所:東京都江東区 都立木場公園
■アクセス:東京メトロ木場駅 徒歩5分
■TEL:03-3647-4963(地域振興部 地域振興課 区民交流担当)

── 今回は、関東地方の秋祭りの中でも、歴史があって情緒があって、そして日ごろなかなか体験できなさそうなお祭りをご紹介しました。この季節、暑くもなく寒くもなく、お祭りを見に行くには最高の季節です。楽しい秋の休日をお過ごしください! 

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