母子でぴったり寄り添って泳ぐ
イルカは、体重数十キログラムで生まれ、すぐ自分で泳ぎ出します。成長すると全長3メートル、体重300キログラム前後にもなるのです。
イルカのオッパイは、おへその下にあり、ツルツルした肌にスッと切れ目が2本入っているように見えます。
人間のように乳房があるわけではなく、乳頭は体の中にしまわれおり、赤ちゃんは舌をストローのように丸めてお乳を飲むのですが、人間と同じように約1歳半くらいまで、お母さんからお乳を飲みます。
イルカは母子で寄り添って泳いでいますが、よく観察していると、ときには抱っこのような仕草も……。
母イルカ作った水流に赤ちゃんイルカは身を任せ、まるで母に抱かれているように吸い寄せられて泳いでいます。
表情や鳴き声、仕草すべてが何とも愛らしいイルカですが、乳離れする頃から子イルカは母以外のイルカと過ごす時間が長くなり、少しずつ独り立ちしていくそう。この辺りも何だか人間と似ていますね。