2億3000万年〜6550万年前にかけて、地球で繁栄を極め、絶滅した恐竜。
その種の数は、学名が付いているだけで1000種類以上と言われています。
恐竜の化石は、毎年約30種も新しく発見されており、発見されていない恐竜も含めたら、どのくらいの種類が存在するのか、想像もつきません。
恐竜が繁栄した中生代の初期・三畳紀はまだ地球上の大陸は陸続きでした。
その後ジュラ紀中頃から次第に分裂し、いくつかの大陸に分かれ、白亜紀後期になると、現在のような姿になっていきます。分断した大陸の地域特性にそって、様々に進化を遂げた恐竜は、繁栄を極めていきました。
恐竜が絶滅したのは、中生代の終わり・白亜紀末です。
宇宙から飛んできた直径10〜15kmの小天体がメキシコのユカタン半島に落ちたという説が有力。これにより恐竜を含めた60%の生き物は絶滅し、新生代 ── ほ乳類の時代へと移り変わったのです。