高速道路(SA)のゴミ箱。日本で分別が始まったのは90年代
料亭などの料理に添えられるもみじ、柏・桜の葉などの「つまもの」を、高齢の女性が近くの山から採取して販売する「葉っぱの町」として有名な徳島県上勝町。
イキイキと働き、高収入を得る高齢者の姿は、テレビなどでいくども紹介されているので、ご存じの人も多いことでしょう。
同時に上勝町は、「ごみの再利用・再資源化を進め、2020年までに焼却・埋め立て処分をなくす最善の努力をする」といった趣旨の「ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言」を、2003年に表明。※「ゼロ(zero)」=ゼロ 「ウェイスト(waste)」=「ごみ・無駄・浪費をゼロにする」の意。
いまでは、そのモデル的な取り組みを見学に年間約3000人弱が訪れるようになり、国内外から大きな注目を集めるまでになっているのです。
当然ながら上勝町にはゴミ収集車は走っていません。では、町民はゴミをどう処理しているのでしょう。