スナップエンドウやソラマメはかためにゆでて、ビニール袋で冷凍保存も
この時季に旬を迎える野菜はたくさんあります。
かむと口いっぱいに渋みが広がるものや、香りを楽しむものなど……、いまが旬の野菜は少しクセのあるものが多いのですが、それこそが春野菜の醍醐味! では、そんな春野菜の保存はどのような方法が適しているのでしょうか。
早速、野菜別に見てみましょう。
●タケノコ
時間が経過するとえぐみが出るタケノコは、購入したら早めにゆでることがポイント。トウガラシと米ぬかをいっしょに入れてゆでると、えぐみがとれます。ゆで終わったら、ゆで汁ごと容器に入れて冷蔵保存をします。
●春キャベツ
キャベツは芯をくり抜き、その中に水を含ませたペーパーを詰め込みます。それを、さらにビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。また、外の葉をむいて保存するとより長持ちします。
●菜の花
旬を真っ盛りの菜の花は、しめらせた新聞紙で全体をくるみ、立てた状態でビニール袋に入れて野菜室で保存しましょう。かためにゆでて、水気をしぼってからラップでくるむと2日ほど保存がききます。
●アスパラガス
アスパラを冷蔵保存するとき横に置いてしまうと、穂先が起きようとしてエネルギーを消費し、鮮度が落ちてしまいます。このことからビニール袋などに入れたら、冷蔵庫で立てて保存を。
●クレソン
栄養価満点のクレソンは、水辺で育つ生き物。水が好きなので、水を入れたコップに茎をさし、ビニール袋をかぶせて冷蔵保存します。食べるまでの間、水をこまめにかえて葉についた水分は拭くと尚◎。