下の図は世界気象機関が発表した2015年までの世界平均気温のグラフです。
赤い棒は、エルニーニョ現象が発生した年です。2015年や2009年、2002年などはエルニーニョ現象が発生し、平均気温が高くなったことがわかります。(日本ではエルニーニョ現象が発生した年は、夏場冷夏になることで知られていますが、世界規模でみると、気温が高くなる傾向にあります。)
今年の春まで、2年ほどエルニーニョ現象が続いたこともあり、世界気象機関(WMO)は2016年の世界平均気温は2015年の最高記録を破って過去最高になるだろうと発表しました。