自然災害は、いつ起こるか予想できないものが多くあります。特に地震は、いつ、大きなものが起こるかわかりません。そのため、日頃から備えておくことが大切です。
日頃の備えとしては、次のことがあるでしょう。
1. 食料・生活用品の備蓄
2. 非常用持ち出し品の準備
3. 家具の固定
4. 家族の避難場所の確認
1. 食料・生活用品の備蓄
食料品・生活用品の備蓄は、非常食や防災グッズを用意しておくほか、普段食べているもの、使っているものを少し多めに買っておき、使った分だけ買い足して、常に家に少し多くの食料や生活用品がある状態を保っておく「ローリングストック法」の実践がオススメです。
ローリングストック法を用いれば、普段の生活をしながら、食料品や生活用品の予備を置いておくだけで、簡単にいざというときのための備えができます。注意点としては、ローリングストックをしているものを使った際には、必ず直後に買い足すということです。常に食料品や生活用品が一定量、家においてある状態を保ちましょう。ローリングストック法についての詳しいことは
こちら(トクする!防災 備蓄の心得)をご覧ください。
2. 非常用持ち出し品の準備
災害の際には、避難所へ避難する必要がある場合もあります。その際に、何を持っていくのか、事前に準備しておくことが大切です。避難所へ持っていくものは、食料品や生活用品のほか、貴重品や書類もあると良いでしょう。また、女性や小さなお子さん、高齢者の場合は、救援物資では届きにくいものを必要とすることがあるので、ご家庭ごとに必要なものを確認しておきましょう。避難所に持っていく具体的なものの一覧は
こちら(トクする!防災 備蓄の心得)をご覧ください。
3. 家具の固定
自宅で災害に遭った場合、被害を最小限にとどめるため、家具の固定を行うとよいでしょう。寝ているときや食事をしているときなど、自宅で生活する場所を改めて確認し、動いたり落ちてきたりする危険のある家具はしっかり固定しましょう。
4. 家族の避難場所の確認
家族がそれぞれ、別々の場所にいる時に災害に遭う場合もあります。大規模災害時は、通信がダウンし家族と連絡が取れないことも多くあるため、事前に避難場所を決めておきましょう。その際に、家族全員で災害への備えを見直すとよいでしょう。
災害対策は、自分ごととして取り組み、必要なものを考えたり、避難場所を決めたりすることが大切です。この機会に、自分や家族にとって必要な対策や物品を確認してみましょう。