ミューズリーは非加熱。
焼かずに仕上げたオートミール(オーツ麦)などの穀物に、ナッツやドライフルーツを加えたものが「ミューズリー」です。それに対し、さまざまな種類の穀物に、蜂蜜やメープルシロップ、黒糖や植物油などをかけて味つけし、オーブンで焼き上げたのが「グラノラ」です。
グラノラは焼いてあるので、ザクザク、ボリボリと歯ごたえがあります。一方、ミューズリーにはサクサクとした歯ごたえはありません。どちらかといえば、しっとりとした食感です。オートミールは牛乳で煮ておかゆのようにトロトロにして食べたりするので、ミューズリーについては、前の晩から牛乳でふやかして食べるという方法もあります。
グラノラはアメリカ発祥です。一方、ミューズリーはヨーロッパ系で、スイスの医師が病人の療養食として開発したものが発祥といわれています。
ミューズリーもグラノラも同じ材料を使っていますが、グラノラは味つけしてある分、糖分や油分が含まれているので、ダイエットに利用するなら、カロリーが低いミューズリーのほうがいいかもしれません。