● 唐揚げや卵焼き、ハンバーグの生焼けは要注意。
目安は、65℃以上の熱で数分間(中心の温度が75℃以上で1分間)しっかり火を通すこと。
とくに菌が多いとされる鶏肉は注意が必要です。ササミの湯通し程度では死滅しないと考えてください。
● おかずの汁気を十分にきってから、お弁当に詰めることが鉄則です。
お浸しなど水分が出やすいモノは、この時期のお弁当に向きません。
炒め物も、汁気を片栗粉でとろみをつけて煮詰めるなど工夫が必要です。
● 生野菜は使わない。使うときは、水分をしっかり拭き取ることが大事。
レタスやキュウリなど、時間とともに水分が出てくるものは避けたほうが賢明。
サラダモノはやめて、彩りのプチトマト程度にとどめておきましょう。サンドイッチも要注意です。
● ジャガイモは水分が多く、足が早い食品です。
とくにポテトサラダは、悪くなりやすいので夏場は避けましょう。
ちくわなど練り物も夏場は傷みやすいので、使う場合はさっと茹でて冷まし、水分を拭き取ってから詰めると安心です。
● 前の晩ごはんで、お弁当用として取り分けて冷蔵していたものは、一度電子レンジで加熱して、冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
二度手間になりますが、これによりおかずの傷みを遅くなります。
● おにぎりを握るときには、ラップを使って握るのがベスト。
手は洗ってもすぐ雑菌がついてしまうもの。ラップをうまく活用しておにぎりを作りましょう。
チャーハン、炊き込みご飯は傷みやすいので、避けたほうがよいでしょう。
● おかずやおにぎり(ゴハン)はお弁当箱に詰める前に、平皿などに置いて完全に冷ますこと。
菜箸を使い雑菌をつけないようにしましょう。