「大谷風神祭(おおたにふうじんさい)」は、風災害を鎮め、豊作を祈る祭りとして毎年 8月31日に開催されます。
250年前(宝暦年間)に始めたといわれる歴史のある祭で、家々では田楽提灯を門口に立て、御神輿の通る道筋には盛り砂をして邪気を払い、山車のお練りや獅子舞踊りも披露されます。
披露される獅子舞踊り【角田流大谷獅子踊り】とは…
『大谷村の素封家、白田外記が仙台藩角田村より切幕獅子を取り入れた踊り。角田流大谷獅子踊りの由来である。現在は送り盆に永林寺で仏の供養、また風神祭に豊作祈願の踊りを披露している』(山形県観光情報ポータルより)
獅子舞は、邪気を払い運気を高める縁起物でもあります。締めくくりには花火の打ち上げもあり、祭全体に五穀豊穣への祈りが込められていることが伝わってきますね。