子ども・若者の権利を保障することが、地球の未来につながる
「人類の繁栄」という考え方からすれば、人口が増えるのは良いことに思えます。
ただし、それだけの人数が必要とする「食料」を生産できるのか?
「住む場所」や「エネルギー」を確保できるのか?
大気汚染など、「環境」に与える影響は?
などなど、地球が支えることができる人口の「限界」についても議論されています。
日本では「高齢化」が憂慮される一方で、地球全体でみると今後、大勢の若者が成長し、社会の中核を担うことになります。
温暖化や気候変動など、地球上には問題が山積しています。
そんな中、彼らの意思決定が、これからの地球の運命を左右します(もちろん日本の若者も、その一翼を担います)。
人間が、自ら意図した人生を送るためには、正しい知識や情報を集め、それをもとに判断する能力が必要です。
「貧困をなくす」「女児・女性の権利を向上させる」「すべての若者に、教育を受ける権利を保障する」……
これらも、人口問題を考える上で重要なテーマとなるのです。