旧古河庭園は、ジョサイア・コンドルの設計による洋館と洋風庭園に、京都の庭師植治・小川治兵衛による日本庭園のコラボという、大正初期の庭園の原型を今に留める貴重な存在です。
その和洋折衷の美は、保存状態が『極めて良好に保存されている数少ない事例は重要』であると、平成18年1月26日に国の名勝指定となりました。そんな由緒ある庭園に、約90種180株の薔薇が往時をしのばせるごとく咲き誇っています。
今年で16回目を迎える「春のバラフェスティバル」は、春薔薇の見ごろに合わせて開催されており、洋館のライトアップや春バラの音楽会のほかに、春バラ人気投票等…バラエティ豊富に楽しむことができますが、特に日没から閉館(21時)までのライトアップは見逃せません!
初夏の宵から闇へと空の色が濃くなる中、艶やかさを増す薔薇の色と香りは秀逸です。
また、5月28日(土)には「春バラの音楽会」が12時と15時(各回約30分)に、洋館横芝生広場で開催されます。芝生の上、バラの香りの中で聴く弦楽四重奏…ロマンティックな午後のひとときとなりそうですね。
さらに、正面入口広場のローズショップでは、薔薇の鉢植えはもちろん、薔薇関連グッズを販売していますので、お土産に立ち寄ってみては? (詳細はリンク先参照)