湿原には木道が整備されている
「♪ 夏が来れば思い出す 遙かな尾瀬 遠い空〜」の歌い出しで有名な尾瀬ヶ原は、日本百名山の至仏山や燧ヶ岳(ひうちがたけ)の美しい山並みを望む、日本最大級の高層湿原です。
9月中旬から10月初めには、黄金にたなびく草紅葉を楽しむことも。木々の紅葉は9月末から10月中旬頃で、広葉樹の赤と黄色、針葉樹の緑のコントラストが見事です。鳩待峠からスタートするポピュラーなコースは、ヨッピ川にかかる吊り橋を渡ったり、山道を歩いたり、変化に富んで目にも楽しいコース。湿原には木の道が整備されて歩きやすく、体力に合わせてコースを短くすることも。約100種の珍しい高山植物が、四季折々の美しい草花を咲かせ、観光客を優しく迎え入れてくれます。
尾瀬ヶ原〈歩行時間〉約6時間
■所在地/群馬県利根郡片品村
■アクセス/〈電車から〉JR「上毛高原」駅下車、バスにて「沼田」駅へ(約30分)。さらに鳩待峠行シャトルバス(約30分)
〈車〉関越自動車道沼田ICよりR120尾瀬・日光方面へ
【5選共通の注意ポイント】
※歩行時間は、休憩なしで歩いた場合の目安です。また、行楽シーズン(とくに紅葉の時期)は、車の大渋滞が予想されます。バス時間等も目安で考えてください。紅葉の見ごろは通年の場合。