太陽光には、目に見える光=「可視光線」と、目に見えない「紫外線」「赤外線」がある……このあたりは、ご存じの方が多いかもしれませんね。
紫外線は、可視光線や赤外線に比べて光子エネルギーが大きく、物質に化学変化を起こしやすいので「化学線」とも呼ばれます。水の殺菌などに利用されるなどメリットをもたらす面もある一方で、人体が大量に浴びれば目や肌に影響を及ぼすなどのデメリットも多いのです。
地上に届く「紫外線」は、波長の長さによってA波(UV-A)とB波(UV-B)に大別されます。肌が黒くなる、いわゆる「日焼け」を引き起こすのは、このうちB波(UV-B)です。
日本では、5月から8月にかけて、このB波(UV-B)が増加します。真夏だけでなく、初夏を迎える今の時期から、紫外線ケアを行うのが大切です。