熊本地震の被災者に役立ててもらおうと、宮城県多賀城市のイラストレーター、アベナオミさんが避難生活の工夫を紹介するイラストをツイッターに投稿し、注目を集めている。東日本大震災の体験を基に小さな子どもを抱える母親の視点で、災害時に役立つ物などを親しみやすいタッチで描く。25日現在、3万6000人以上がリツイート(転載)し、九州からも反響が寄せられている。
 イラストは「3月11日の記録」と題した2枚。水や食料が不足する中で工夫したことをコメントを添えて描いた。震災後、自分と家族の記録用として描いたが、14日に起きた熊本地震をニュースで知り、翌15日に投稿した。
 洗い物の水を節約するためラップを皿に敷いたり、野菜不足を補うために粉末緑茶をペットボトルの水に溶かして飲んだりした様子などを紹介。当時、1歳半の長男を抱え、ベビー用のお尻拭きをウエットティッシュの代わりにしたことも描いた。
 投稿直後から多数のリツイートがあり、九州の被災者からは「目からうろこ」「プリントして配りたい」などのコメントがあった。
 反響の大きさに、「正直びっくりしているが、思いが届いて良かった」と言うアベさん。震災時は長男の夜泣きが心配で、避難所には行かず、自宅の被害が小さかった部屋で乗り切った。「不安でたまらない毎日が続いていると思う。体調に気を付けて過ごしてほしい」と呼び掛ける。
 アベさんは被災経験を通じ、震災丸5年の今年3月から「1日1防災」と題したイラストを不定期で投稿。「車のガソリンは半分になったら給油」「おむつは買い置きする」など、自身が震災後も続けていることを紹介する。アベさんは「どこまで参考になるか分からないが、身近な防災をできる限り発信したい」と話す。



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