母の日の始まりは白いカーネーションから
母の日の起源はアメリカにありました。
20世紀初頭、ウエストバージニア州にアンナ・ジャービスという一人の女性が住んでいました。アンナさんの母親は南北戦争の際、医療環境の改善に従事するなど、娘のアンナさんから見ても尊敬すべき母親だったのですが、アンナさんの母は1905年5月9日に亡くなります。
3年後、アンナさんのお母さんの追悼式で教会の祭壇に飾られていたのが「白いカーネーション」。
白いカーネーションは生前、アンナさんのお母さんが好きだったという花。アンナさんの意向で参列者にも白いカーネーションが配られました。実はこの白いカーネーションには「亡き母をしのぶ」という花言葉もあるのです。
さぞかし、式は、アンナさんのお母さんへの想いが伝わってくるものだったことでしょう。