梅雨だるを長引かせて、夏バテや夏風邪にならないよう今からしっかり対策を!
「梅雨時期に体調不良を感じていますか?」というアンケートをとったところ……、
女性の約半数以上が、なんらかの不調を感じていることがわかりました。
なぜ、梅雨に体の不調を感じやすくなるのでしょうか。
主な原因として3つ、挙げられます。
■ひとつ目が、低気圧。
大気が低気圧に配置されると、身体を休ませる神経、つまり副交感神経が働きます。
この副交感神経によって、だるさを感じたり、やる気が出なくなってしまうのです。
また、低気圧が続くと「ヒスタミン」が分泌され、肩こりや頭痛が起こることもあります。
■次に、湿邪。
あまり聞きなれないこの単語ですが、湿邪とは、病気の名前のこと。
体内の余分な水分によって、消化器系に悪影響がおよび、だるさや、下痢、便秘、食欲不振、消化不良を引き起こします。
湿度が高いことによって、身体の代謝が落ちやすくなるこの季節にかかりやすいといわれています。
最後に、寒暖差です。
夏かと思うような暑い日もあれば、雨で肌寒い日もある梅雨の時期。
朝と夜でまったく気温が違う日もあって、気温の差が激しい日々が続きます。この寒暖差が身体にダメージを与えるのです。