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東大合格者数にみる、学力の高い都道府県が行っていること

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東大合格者数にみる、学力の高い都道府県が行っていること

学力を高めるために必要なことは、なるほどナットクの「当たり前」のことでした

学力を高めるために必要なことは、なるほどナットクの「当たり前」のことでした

今日、沖縄地方が梅雨明けしましたが、高湿度のせいか、なんとなくやる気が出ないこの時季。
外遊びができない雨模様の日には、やるべき勉強はしっかりやって差をつけたい……という学生さんや親御さんも多いことでしょう。
そこで、最近人気のサイト『新・都道府県別統計と、ランキングで見る県民性【とどラン】』をご存じですか?
このサイトから学力が高い都道府県を調べてみたところ、なるほどナットクの事実が見えてきました。
—— 日々の生活をいかに過ごすか。社会人にも大いに参考になる“脳活情報”をお届けします。 

東大合格者数1位は東京。公立高校出身で強いのは?

都道府県別統計とランキングで見る県民性(以下【とどラン】)によると、東大合格者数第1位は東京都。
以下は次のように続きます(総数ではありません)。

高校3年生1000人あたりの合格者数(現役・浪人含む)の順位
■1位 東京都 / ■2位 奈良県 / ■3位 神奈川県
■4位 兵庫県 / ■5位 鹿児島県 / ■6位 富山県
■7位 石川県 / ■8位 広島県 / ■9位 愛媛県 / ■10位 千葉県
(2012年から2016年の平均 データ出典:週刊朝日)

この場合の各都道府県とは、高校所在地のこと。
東大合格者の多い有名私立高校には越境通学する学生もいるため、出身の都道府県が違う場合も。
中高6年一貫教育が難関校に強いと言われるなか、6位の富山県、7位の石川県、そして15位に入った福井県は、合格者のほとんどが公立高校出身。北陸勢が、がんばっているのですね。 

全国学力テストの結果と相関関係にある意外な事実

小学6年生と中学3年生が対象の全国学力テストの結果(文部科学省)
■1位 秋田県 / ■2位 福井県 / ■3位 石川県
■4位 富山県 / ■5位 青森県
(2015年 公立小中学校・全教科の正答率を相加平均してランキング)

この学力テストは私立校が任意参加である点を注意して見なければなりませんが、東北・北陸勢が大健闘。
そこで気になるのは、やはり学力を上げる要因ですね。その要因を探ったところ……。 

小学生の新聞購読率や読書率が高い「福井県」

こうした県が上位を占めている事柄を、さらに調べてみると──

こちらも公立校のみのデータである点に注意しなければなりませんが、学力テストの結果と新聞の購読率には高い相関関係があるという驚きのデータが出ています。

小学生の新聞購読率
■1位 福井県 / ■2位 富山県 / ■3位 秋田県
■4位 石川県/ ■5位 徳島県
(2015年 文部科学省の全国学力テスト 生活習慣アンケートより)

ちなみに福井県は小学生読書率ランキングでも1位(中学生読書率ランキングの1位は秋田県)。
人口あたりの図書館数(人口10万人あたりで計算 2008年/文部科学省)も、2位富山県、6位福井県、8位秋田県、9位石川県と上位を占めています。

福井県は、書店数(人口10万人あたりの店舗数2010年調べ)も第1位。4位石川県、6位富山県と、本や雑誌が身近における環境が整っていると言えそうです。 

学びの基本は活字を読むこと

学力を上げるためには、さまざまな要因が必要ではありますが、都道府県ランキングから分かるのは、「活字を読む」という学習の基本が根付いているということ。

読書が脳を活性化するというのは、以前より脳科学の観点でも実証されており、オックスフォード大学の神経学名誉教授であるJohn Steinは、「読書は脳全体を使う。大脳のトレーニング」としています。

読書をすると、脳はあたかもその世界を本当に経験したように活性化するという実験データも発表しています。
本から受ける刺激は、知的好奇心を広げてくれることは誰もがナットクすること。
高尚なものである必要はなく、好きなジャンルを乱読することで、脳も気持ちも満足していくというのは、社会人にも通じることではないでしょうか。

そして、学力の高い都道府県に共通することが、もうひとつあります。
気になる内容は明日の記事でご紹介します。お楽しみに!

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