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Utsuke Bron

本日(現地時間)より開催、トライベッカ映画祭。インディペンデント映画の祭典です

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本日(現地時間)より開催、トライベッカ映画祭。インディペンデント映画の祭典です

4/13(現地時間)から始まるトライベッカ映画祭。2001年の同時多発テロをきっかけに俳優のロバート・デ・ニーロらがNYの復興を願いスタートさせた映画祭です。ロバート・デ・ニーロが生まれ育った地区、芸術家達が集まる地区としてこの地が選ばれたようです。ゴールデンウィークはおうちでゆっくり映画観賞、またニューヨーク旅行を計画している方もいるのでは。GW直前、インディペンデント映画、トライベッカ地区の見どころなどなど調べてみました。筆者は残念ながら旅行の予定はないので行った気分で楽しみたいと思います。

NY、トライベッカ地区ってどんなところ?

トライベッカ地区を象徴するようなレンガ作りの趣のある建物

トライベッカ地区を象徴するようなレンガ作りの趣のある建物

皆さん、ニューヨーク…と聞いて思い浮かべるイメージはどんなものですか?
自由の女神、セントラルパーク、マンハッタンの摩天楼…世界一の都市です。たくさんのイメージが浮かびますよね。
雰囲気のある古いレンガ作りの建物が立ち並ぶ街の風景が思い浮かぶ方もいると思います。まさにその風景がトライベッカ地区。同じく芸術家達が多く集まりオシャレな地区として有名なソーホー地区とも隣接しています。
デミ・ムーア主演の大ヒット映画「ゴースト ニューヨークの幻」ー1990年公開ー の中でデミ・ムーアが恋人と暮らす為に見つけた倉庫のような古い建物。そこを恋人と二人でDIYして、それはそれは広くてオシャレな住居兼アトリエに改造していくシーンから始まるこの映画。それまで筆者はニューヨークのイメージといえば、きらびやかなネオンのタイムズスクエアや、怖い地下鉄でしたが、この頃から古い建物が残る落ち着いた大人の街のイメージもプラスされました。
実際にこの二人のアパートはトライベッカ地区ではないようですが、いつかもし、NYを旅することができるなら、映画好きの筆者としてはトライベッカ地区は是非行ってみたいスポットです。「ゴーストバスターズ」など多くの映画の舞台となっているトライベッカ地区。ロケ地巡りも楽しそうです。
「トライベッカ」は地名ではありません。地区を通る通りの頭文字。同じく「ソーホー」も地名の頭文字を略したものだそう。東京で例えるとしたら…ブロードウェイやタイムズスクエアが渋谷や新宿ならトライベッカ地区は「裏原」「谷根千」といったイメージかもしれませんね(⁉︎)。どちらも元々は倉庫街でしたが1970年頃から芸術家達が集まり始めどんどんNYを代表する押しも押されぬセレブな地区として変貌を遂げたそうです。今ではロバート・デ・ニーロを始め多くの著名人が暮らす街に。最先端ファッションが楽しめるショップも多く立ち並び、美味しいカフェやレストランも多数、朝から夜まで楽しめる地区です。一度もNYへ行ったことのない筆者。映画好きとしてはますますいつかいつかは行ってみたいところになりました。

そもそもインディペンデント映画って?

インディペンデント、その名の通り、独立した、どこにも属さない…すなわち大手映画会社が製作に携わらず、製作者達が集めた資金だけで製作された映画のことです。
資金面からいわゆる「大作」ではありませんが、資金を豊富に持ちアレコレとクチを出してくる投資家達の顔色を気にする必要がないので、自由なテーマで製作された映画と言えます。ただし大スターが出ている訳でもなく広告などにお金がかけられないのでメジャーな映画館でかかることは滅多にないので、小さな映画館で上映される作品が殆どです。いざ見たいとなったら、小さな映画館の短い上映期間を常にキャッチしていなければならないので、中々観れるチャンスの少ない映画たちです。でも、タブーを気にせず自由なテーマで作られる映画にキラッと輝く面白い作品がないわけがありません。未来の大スターや巨匠達の才能がたくさん眠っているのです。早くからその才能の宝庫に未来を見出してきたのが俳優のロバート・レッドフォード。(彼もインディペンデント映画「明日に向かって打て」で世に出ました)今やインディペンデント映画のメジャーへの登竜門として有名になった「サンダンス映画祭」を創設しました。どちらも映画祭期間中は世界中の良品インディペンデント映画を映画祭地区で協賛の映画館で観賞できます。賞を取れば世界中の映画館で上映される可能性も!
あのタランティーノ監督もインディペンデント映画出身、サンダンス映画祭で注目されたことでメジャーへと。
映画産業もグローバル化が進み、莫大な予算がかかるハリウッド映画も世界中の投資がなければ製作が難しくなってきたとのこと。おのずと誰もが楽しめる同じような映画ばかりになってしまう傾向にあります。映画関係者が危機感を持つのも納得です。インディペンデント映画を作る若者達をどんどん発掘しなければ映画産業が衰退していってしまうかもしれません。日本でも世界中のインディペンデント映画の良い作品が気軽に観られるようになると良いですね。

ご存知ですか?つい最近まで世界最大規模だったインディペンデント映画って?

そして、余談ですが。昨年暮れ世界中を席巻したスターウォーズブーム。実はその時公開された「フォースの覚醒」はディズニーの製作でしたが、その前の6作品はルーカスフィルム、つまりジョージ・ルーカス監督個人の会社の製作だったのです。つまりジョージ・ルーカス監督のインディペンデント映画だったそうです。
スターウォーズシリーズの最初の作品が作られた1970年代はまだまだSF映画が大人の観る映画として認識されていなかった時代。どの映画会社も資金を提供してくれず、ジョージ・ルーカス自ら資金を調達した「自主映画」だったとは!今や、その資金提供を断った映画会社はきっと地団駄を踏んでいるのでしょうね。

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