紫外線と肌
日焼けしてしまったのを「ナシ」にできるようなケアは、残念ながらありません。
日焼け直後の肌は、いわば肌が「やけど」をした状態。まずは「冷やす」ことが大切です。
冷たい水で濡らしたタオルや保冷剤、保冷パックなどを利用して、日焼けした部分をよく冷やしてあげましょう。
水ぶくれができている場合、激しく痛む場合などは、文字通り「やけどをした」と考えて、医師の診断を仰ぐことをおすすめします。
日焼けした肌は、温度への感受性が高くなっています。ぬるい風呂に入っても「熱い」と感じるのはこのため。ぬるめのお風呂や水風呂、水シャワーなどで、ほてりを鎮めるのがおすすめです。
日焼けの数日後に、皮膚をB波(UV-B)の害から守るためのメラニン色素が大量に生成され、皮膚に沈着すると言われます。メラニンの沈着を防ぐためには、化粧水などで十分に「水分を補給」しましょう。
ビタミンEやビタミンC、ベータカロテンを豊富に含む、緑黄色野菜やフルーツ、ナッツなどを食べるのもおすすめ。肌の回復を助けます。