強い日差しが照りつけ、また、乾いた風が山を吹き降りるフェーン現象も加わった影響で、関東甲信地方では猛暑を通りこえた酷暑となりました。9日全国で一番暑くなったのは、山梨県の身延町切石で、39.2度まで上がりました。これは、1977年の観測開始以来、最も高い気温です。その他、千葉県の茂原で38.7度、甲府で38.5度、羽田空港、八王子、府中で38度、東京都心でも37.7度などと各地で体温を上回る暑さになりました。また、横浜は37.4度と、1896年に観測を開始してから、2013年8月13日に並び、1位タイ記録となりました。他にも、静岡の御殿場や三島など記録的な暑さになった所があります。

猛暑日地点数は、929地点のうち2割にあたる198地点となり、今年最多となりました。

10日は、9日ほど猛烈な暑さにはならないものの、まだ厳しい暑さが続く見込みです。熱中症の搬送者数が増えていますので、自分は大丈夫だと思わずに、こまめな休憩や水分補給を行うようにして、引き続き熱中症にご注意ください。

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