足裏には全身の反射区が集まっていて、60~70ものツボ(反射区)が!
東洋医学では、経絡(けいらく)上にある「気」が、体内に出入りするための口を「経穴=ツボ」としており、経絡は各臓器と関連していて、経絡に異常があれば関連する臓器にも異常が発生していると考えられます。
例えば、第二の心臓と呼ばれる足裏のツボを表した体の地図帳(画像参照)を見たことのある人も多いと思いますが、足裏には約60~70の反射区(ツボ)があり、体が異変を起こすと足裏に対応する反射区がかたくなったり、カサカサしたり、皮膚の色が変色したり……といった状態になり、足裏の状態で健康状態をチェックすることができるのです。
では、症状別に足裏のどの部分を刺激すればよいのでしょうか。
□用意するもの
まず、100円ショップでも入手可能なツボ押し棒(手が疲れたら使いましょう。代替品としてマジックやペンのキャップ部分も使えます)と、中華料理の「れんげ」を用意してください。また、水分補給のための水やお茶なども用意しておきましょう。
□注意点
※ 飛び上がるような痛みを感じた場合は病気の可能性があります。医師の診断を仰ぎましょう
※ ツボ押しは、毎日時間を決めて行いましょう(ただし、食後のツボ押しは控える)
※ 高熱の時、空腹、満腹、疲労困ぱい時は避ける
※ 足にケガをおっている人、腎臓病、妊娠中、不整脈のある人、心臓・脳・腫瘍等の持病を持つ方も避けたほうがよいでしょう