「食べないなんてすごく辛そう」「食べないなんて体力落ちて病気になりそう」そんな心配をしてしまいますが、1日なのでフラフラになることはありません(個人差はありますが)。
腸は、主に「消化・吸収」と「排泄」という仕事をしています。断食すると、「消化・吸収」にエネルギーを使わず「排泄」に集中することができます。発熱したとき食欲がなくなるのは、体がウイルスとの戦いにエネルギーを集中しているから・・・腸を休ませリセットすることで腸の免疫機能が活性化し、断食後はむしろ劇的に体の抵抗力が増して病気になりにくくなる、といわれています。
便秘している人の腸内には、2キロもの便が溜まっていることも・・・これが出るだけでも物理的に軽くなりそうですが、新陳代謝がよくなるので脂肪が溜まりにくくなり、痩せやすくなるのです。 便と一緒に腸内の毒素も排出され、お肌も内側からピカピカに!
また腸が元気を取り戻すと、「セロトニン」の分泌が活発になります。セロトニンは心を安定させポジティブにしてくれる脳内物質。「腸年齢が若い人ほど脳が老化しにくい」という研究報告もあるそうです。腸が元気だと、脳も疲れにくくなるのですね。