忍者ブログ

Utsuke Bron

7月15日はお中元の日! 贖罪の日が由来ってホント?

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

7月15日はお中元の日! 贖罪の日が由来ってホント?

お中元としても人気上昇中!美味しそうなアップルマンゴー!

お中元としても人気上昇中!美味しそうなアップルマンゴー!

7月も半ばにさしかかりましたが、急激な暑さにカラダがなかなか慣れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。熱中症には十分ご注意くださいね。
さて、本日7月15日は「お中元の日」です!
お世話になった方への夏のご挨拶として定着していますが、なぜ「お中元」というのでしょうか?
しかも、なぜ夏の盛りに贈り物をするのでしょう?
お中元の起源や疑問を調べてみました! 

そもそもお中元とはなんぞや?

お盆のお供え(写真はイメージです)

お盆のお供え(写真はイメージです)

現在のお中元は、“お世話になった目上の方に感謝の気持ちを込めて贈り物をする”という習慣ですが、そのモトは儒教・仏教と並ぶ中国の宗教のひとつ「道教(どうきょう)」の祭日からきています。
道教の祭日には上元(旧暦の1月15日)、中元(旧暦の7月15日)、下元(旧暦の10月15日)の「三元」があり、それぞれ行事が行われていました。

三元のうち「中元」は「贖罪の日」。犯した罪や過失を償う日として、一日中火を焚いて神様を祭る盛大なお祭が催されていたのです。
また、同じ7月15日に、仏教では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の行事が行われていました。

この二つが一緒になって「中元」として日本に伝わり、お盆の行事として定着。やがて親戚や知人が集まって祖先の霊を供養する迎え火や送り火を行うようになります。さらに、江戸時代以降にはお盆に贈り物をする風習ができ、現在のお中元へと発展していったと言われています。
懺悔をする日が贈り物をする日になるとは、なかなか面白いですね。 

お中元を贈る日は地方によって違う

以上のことから、7月15日が「中元の日」であることは間違いないのですが、現代の日本では、地方によってお中元を贈る日程に違いがあるのだとか!

7月1日~7月15日までが一般的だと思っていたら、それは東北・北陸・関東地方だけのお話。
(北陸地方でも金沢と能登では違うという説もあります)
東海以西の関西・近畿・中国・四国地方では、お盆が8月のため、7月15日~8月15日までとのこと。関東と関西ではお盆の時期がずれていることが大きく関係しているのですね。
ちなみに、北海道でのお中元送付期間は関西地方と同じ7月15日~8月15日ですが、九州においては8月初旬~8月15日なのだそう。

さらに、毎年お中元を贈る時期が違うのが沖縄!
旧暦でお盆を迎えるため、旧暦の7月15日までに贈るのがマナーです。
例えば、今年2016年の場合、旧暦7月15日は8月17日になります。しかも、お盆は3日間だけなので、2016年に沖縄の方へお中元を贈る際は8月15日~17日の間に贈る、ということに。
独特の文化を育んできた沖縄ならではの習慣ですね。 

年々スタートが早くなるお中元合戦

お中元に何を贈ろうか……悩む人も多いのでは?

お中元に何を贈ろうか……悩む人も多いのでは?

デパートや百貨店をはじめ、スーパーなどでは毎年この時期になるとお中元合戦が始まります。
「日本全国送料無料」、「先着○○名様に○○をプレゼント」「他のお店から乗り換えたお客様に○%割引」など、あの手この手を使って顧客を獲得しようと必死です。
何しろ、感謝の気持ちを込めて毎年お贈りするのがお中元ですから、一度登録してしまえば翌年の利用が見込めるというわけ。

さらに、現代ではお中元時期も年々早くスタートしているようです。「早期承り○%OFF」と銘打ってお得意様をいかに獲得するかを競っている様子。
“仲人さんあてには、結婚後は最低でも3年間、お中元・お歳暮を贈る”というならわしもあり、やはり最初の贈り先登録がデパートや百貨店でのお中元商戦の鍵を握るとなると、さまざまな趣向を凝らしたキャンペーンを行うのも当然かもしれません。

お中元を贈る側としては、せっかくですから喜んでいただけるものを贈りたいですよね。
時期はもちろん、バレンタイン商戦のようにデパート側に乗せられることなく、相手の好みを考慮したうえで、感謝の気持ちがこもった相応の品物をお贈りしたいものです。


── もし、お中元を贈る時期を逃したら……その場合は「暑中お見舞い」や「残暑お見舞い」として贈ればOKですが、お中元は目上の方に贈るものですから、やはり時期を逃さないほうが無難なようです。
この場合、立秋、すなわち今年は8月7日以前ならば「暑中お見舞い」になりますが、立秋を迎えた後は「残暑お見舞い」になりますので、ご注意を。
総じて言えば、お中元を贈る場合、九州・沖縄を除いては7月15日に届くようにするのがベスト&安心のようです。 

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
kaoru ikeda
性別:
非公開

カテゴリー

最新記事

(10/21)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/14)

P R