枝にびっしり実をつけた甲州小梅
小梅と言えば、甲州小梅が有名ですよね。山梨県では甲斐市で栽培が盛んです。
甲斐市敷島には「梅の里」と呼ばれる畑があり、近くには「クラインガルテン」(ドイツ語で小さな庭)という滞在型市民農園もあります。
文字通り“鈴なり”に実がなる甲州小梅は味がよく、サクランボやリンゴなどとは違って軸なしで、直接実が枝についているので、ポロポロとおもしろいように収穫できます。子どもでも収穫できる枝から梯子が必要な高さまで、一本の木にびっしり実がついています。
この甲州小梅、小さいから食べるところが少ない……なんて思ったら、大間違い!
確かに大きな梅に比べれば果肉は少ないですが、一口でパクっと食べられる手軽さと酸っぱさがちょうどいいのです。しかも小さい分、漬かりやすいので加工しやすい、という利点もあるんですよ。