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Utsuke Bron

秋の味覚!美容に健康に 旬と滋養を楽しむ「栗」

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秋の味覚!美容に健康に 旬と滋養を楽しむ「栗」

栗の渋皮煮 ペーストにしてトーストやスイーツにもよし

栗の渋皮煮 ペーストにしてトーストやスイーツにもよし

秋到来です。店頭でも「栗」のスイーツが並びはじめました。秋雨前線の動きがなんとも気になるお天気が続きますが、秋の味覚で滋養をつけて元気に乗り切りたいですね。
「栗」の英名はチェスナッツ(chestnut)。栗はアーモンドやピーナツと同じ種子です。
種子は発芽するためのエネルギーの塊ですから、たくさんの栄養素を豊富に含んでいます。他のナッツ類は脂質が多いのと比べ、栗はデンプン質が多いため、ヘルシーで消化に良いところは栗の優秀なポイントです。
また、栗の甘味はなんともいえない味わいですね。
焼き栗に甘栗、モンブラン、栗大ふく、栗きんとん、渋皮煮、栗ご飯、鶏肉と栗の煮込みなどどれをとっても美味。特に渋皮ごと頂く渋皮煮のような料理は、栗の栄養を丸ごと生かした知恵のつまったお料理です。
これから旬がやってくる秋の味覚「栗」何でいただきましょうか? 


栗の3大生産地はどこ?

この季節必ずたべたくなります 栗ご飯

この季節必ずたべたくなります 栗ご飯

●栗(くり)の主な産地と生産量
主な産地は茨城県、熊本県、愛媛県で、この3つの県で全国の約半分を生産しています。

●栗のブランド
栗のブランドとして最も知られているのはやはり「丹波栗」。
このほか茨城県笠間の「貯蔵栗」や岐阜県の「恵那栗」なども名が知れてきました。
各地でおいしい栗のブランド化への取り組みが進められています。

笠間の栗(茨城県)・・・茨城県笠間地域産の栗。
球磨地方の栗(熊本県)・・・栗の出荷第二位の熊本県において、球磨地方は県内有数の栗の産地。
中山栗(愛媛県)・・・食味と大玉のものが多いことが自慢。中山栗は江戸時代には将軍に献上されていた。
丹波栗(兵庫県)・・・粒の大きさと味の良さが自慢。丹波栗は「日本書紀」にも記述されている歴史をもつ栗で朝廷や幕府にも献上されていた。
西木栗(秋田県)・・・秋田県仙北市(旧西木村)の特産品です。
津久井の栗(神奈川県)・・・神奈川県相模原市(津久井地域)産の栗。

購入するときに産地を気にしていただくと、より味わいが楽しめますね。 

中医学でも滋養によいとされる栗、重宝されるその理由は?

栗の木

栗の木

滋養強壮効果があるので、病後の弱った人や、長患いの人の食事、赤ちゃんの離乳食に適しています。
食欲のあまりない人でも、ほんの数個食べるだけで効率よくエネルギーやミネラルを補給することができます
また、胃腸を温めて消化機能を助ける働きがありますので、胃腸が冷えて下痢をする人にも効果があります。

【栗(くり)に含まれる主な有効成分と効用】
●栗にはビタミンB1が豊富
全体的にバランスよく栄養成分を含んでいますが中でも、ビタミンB1を多く含みます。これはチアミンと呼ばれる酵素で、糖質やアミノ酸の代謝に関わっています。
●カリウムも豊富
ナトリウムを排出する働きがあり、高血圧予防などに効果があります。
●渋皮に含まれるポリフェノール
渋皮にはポリフェノールの一種、タンニンが多く含まれており、この強い抗酸化作用により、老化の防止やガンの予防に効果があるそうです。渋皮煮などで沢山摂取する事が出来ます。
●栗は加熱に強くビタミンCも豊富
栗のビタミンCは、ジャガイモと同じようにデンプン質に包まれているため、加熱しても壊れにくく意外に多く摂取しやすいです。 

渋皮のポリフェノールを丸ごといただく渋皮煮の作り方

渋皮煮のクレープ

渋皮煮のクレープ

渋皮にはポリフェノールが含まれ、抗酸化作用・血糖値の上昇抑制作用が期待出来ます。

●渋皮のポリフェノールをいただく栗の渋皮煮(ブランデー風味)の作り方●
【材料】
栗(鬼皮のついたまま)1kg
重曹 大さじ2
砂糖 約800g(鬼皮をむいたときの栗の重さと同量が目安)
ブランデーやラム酒(お好みで) 大さじ2

【下準備】
栗がひたるくらいのお湯を沸かしておく

【作り方】
1.沸かしたお湯に栗をつけ、指をいれても大丈夫くらいにお湯がさめたら、渋皮を傷つけないように鬼皮(表面の堅い皮)を剥く
2.鍋に水と栗、重曹大さじ1をいれ茹でる(水の量は栗が水からとびださない程度に)
3.お湯が沸騰したら火を弱め、アクをとりながら、15分ほど煮る
4.煮汁を捨て、すぐに栗を水にさらし、歯ブラシや指の腹で硬い筋や厚い渋皮をとっていく
(このときできるだけ栗を空気にさらさないようにするのが美味しく作るコツ)
5.再び、鍋に水と栗、重曹大さじ1をいれ、茹でる
6. お湯が沸騰したら、火を弱め、アクをとりながら15分ほど煮る
7.煮汁を捨て、すぐに栗を水にさらし、歯ブラシや指の腹で硬い筋や厚い渋皮をとっていく
8.鍋に水と栗をいれ茹でる(3回目は重曹をいれません、真水で)
9.沸騰したら、火を弱め、アクをとりながら約10分ほど煮る
10.煮汁をすて、水にさらす
11.鍋に砂糖、水、栗をいれゆでる
12.15分煮たら火をとめて、味がしみこむように、そのまま冷ます。
ブランデーやラム酒を入れる場合は、火をとめたタイミングでいれる
13.熱湯消毒した容器に熱いまま栗のゆで汁ごといれて、できるだけ空気に触れないようにして蓋をすると長期保存が可能

栗の鮮度によって味、硬さ、甘さなど仕上がりが変わりますので、よい栗求めてみるのは、良いですね! 
新鮮な栗

新鮮な栗

また、お天気が回復しましたら、秋の味覚狩り、栗拾いで新鮮な栗を手にいれるのも楽しいですね。
栗を食べて、これからの季節に備えた体力づくりに役立ててください。 

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