滝の姿は千差万別。これは水が垂直に落下する「瀑布」
川の上流などで見られる、流水が岩に当たって飛び散るダイナミックな風景。
その様子を表現する言葉に、「水花火」があります。
あたり一面に水しぶきが散るさまを、花火にたとえて表現した言葉です。
飛び散った水が、大きな丸いしぶきになったものが「水鞠」。
「まり」と表現したくなるほど大きな水しぶき、この夏どこかで見られたら楽しいですね。
轟音とともに流れ落ちる滝の水。思わず目を奪われてしまう、迫力たっぷりの風景です。
そんな滝の姿は、千差万別。
垂直に落下する水の流れは「瀑布」、高いところから落下する滝は「飛瀑」と呼ばれます。
ちなみに「滝つぼには主(ぬし)が棲む」とよくいわれるのは、
落下する流水を龍に見立て、滝を龍神として崇めたことの名残りなのだそう。