日本では、障がいのある方が行うスポーツを「障がい者スポーツ」と呼んできました。
ですが、最近では「パラスポーツ」といった呼び方が広まりつつあります。
パラスポーツは 「もうひとつのスポーツ」と訳すことができます。
2014年4月、障がい者スポーツもその他のスポーツと同様に文部科学省の管轄に入りました。
それまでは、厚生労働省の管轄だったのですが、その理由は、障がい者スポーツが「リハビリを目的とした医療としてのスポーツ」という位置づけだったことからきています。
障がい者のためだけのスポーツという印象をどうしても受けがちですが、スポーツとして高度な技術が必要なこと、健常者も一緒になって楽しめるスポーツでもあることが、まだ世の中には伝えきれていないでしょう。
「パラスポーツ」という呼び名は、障がい者スポーツのイメージを変えていく役割も担っています。