台風の中心に近かった沖縄県那覇市では6日(火)に最大瞬間風速31.3メートルを観測しました。本州付近に前線が停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、台風から離れた九州、近畿、東海、関東にかけて雨雲が発達しました。8日の未明に栃木県の小山市で81.5ミリの猛烈な雨を観測するなど、激しい雨や猛烈な雨が降った所もあります。
温帯低気圧になったとはいえ、まだ気を抜けない状況です。関東では今夜にかけて、東北ではきょう夕方からあすの午前にかけて、北海道では今夜からあすにかけて大雨に警戒が必要です。