イングリッド・バーグマン
●8月29日生没のイングリッド・バーグマン
1915年に生まれ、華々しい活躍後に満67歳で1982年に亡くなったイングリッド・バーグマンは、誕生日も亡くなった日も8月29日。
スウェーデンのストックホルムに生まれた彼女は、国内で活躍後に24歳でハリウッドに進出。
当初は、英語が話せない、背が高すぎる、名前がドイツ風、眉も太すぎる……と言われながらも、一躍人気女優に。
代表作でありハンフリー・ボガートと共演した『カサブランカ』(1942年)の作中でハンフリー・ボガートが発した「君の瞳に乾杯」の名セリフでは、映画史上において非常に有名ですね。
そして1943年、自身初のカラー映画作品となる『誰が為に鐘は鳴る』にマリア役で出演。本作で初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされ、翌年の『ガス燈』でアカデミー主演女優賞を受賞。美貌のみならず凛としたそのオーラに世界が熱狂する中、バーグマンはこのような言葉を残しています。
【人々は私にジャンヌ・ダルクを重ね合わせ、聖女のような人物だと思っていました。そうではないのです。私はただの女、普通の人間なのです。(ウィキペディアより)】
晩年は乳がんと闘い、ロンドンで死去。現在は生まれ故郷のストックホルム北霊園に墓石が立っています。