「ファラフェル」ひよこ豆など豆から作ったコロッケのようなアラブ料理の総称 特にそら豆でつくったものを「ターメイヤ」という
中国では、そら豆は、おなじみの調味料豆板醤になくてはならない材料です。豆板醤はそら豆に塩、唐辛子、麹、味噌を加えて作ります。
ところ変わり、エジプトでは、つぶしたそら豆にコリアンダーなどの香草、つなぎとなる卵やパン粉を加え、コロッケ状に丸めて油で揚げて食します「ターメイヤ」と呼び、そのままおかずとして食べるほか、「アエーシ」と呼ばれるピタパンに挟んでサンドイッチとしても食されます。旅行者はエジプト旅行中何度もお世話になると思われる軽食です。
今回は、お弁当にも活用できるころころと可愛い一口サイズ、そら豆を贅沢につかって日本人好みの味にアレンジしたレシピをご案内します。
【材料(2人分)】
・そら豆(さやから出して) 160g
・えび(殻付き) 5匹
・たまねぎ 1/4コ
・にんにく 1/2かけ
・レモン(一口大に切る) 適量
・好みの葉野菜 適量
・塩
・こしょう
・小麦粉
・揚げ油
【つくり方】
1 そら豆は薄皮をむき、えびは背ワタを除いて殻をむく。たまねぎは横半分に切り、にんにくは半分に切って芯を取る。フードプロセッサーにえび以外を入れてかくはんし、細かくなったらえび、塩小さじ1/2、こしょう少々を加えて再び軽くかくはんする。
2 (1)を一口大に丸め、小麦粉適量をまぶす。
3 揚げ油を170℃に熱し、(2)を静かに入れてこんがりと色づくまで揚げる。器に盛り、レモン、好みの葉野菜を添える