国連世界観光機関の発表によると、2016年1〜4月の期間で約3億4800万人の人が旅をしているそうです。世界人口は約73億人ですから、世界の約4.76%の人が地球上を行き来していることになります。さらに5月以降、リオでのオリンピックが開催される時期はさらに多く5億人の人々が旅をするのではないかと予想されていました。これを多いと感じるか、少ないと感じるかは個人差があるかと思いますが、1〜4月の期間だけ見ても同時期の前年比では5.3%増で、少なくとも観光における人々の動きは活発化していることが見て取れます。新しい文化に触れることは、旅行者個々人を豊かにするだけでなく、その国の文化や経済を発展させ、地域によってはインフラの更なる強化の後押しに一役買うような豊かさの連鎖でもありますから、世界観光の日における観光分野ではグッドニュースと言えるのではないでしょうか。