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ペットボトル温灸で温活。身近なあれこれでお灸ができるってご存じですか?

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ペットボトル温灸で温活。身近なあれこれでお灸ができるってご存じですか?

できるものなら、今どうにかしたい・・・

できるものなら、今どうにかしたい・・・

昔から冷えや痛みによく効くとされてきた、お灸。興味はあっても、「場所を選ぶ」「煙や匂いが苦手」「火を使うのは心配」「お灸をすえるというくらいだから、熱くてキツそう」・・・等々の理由から敬遠する方も多いようです。ところが最近、『ペットボトル温灸』なるものがテレビなどで紹介され、たいへん人気なのだとか! お湯を入れたペットボトルでツボを温めるだけで、お灸と同様の効果が得られるというのです。それは いったいどんな方法なのでしょう?


お灸すると全身のエネルギーのめぐりがよくなる!

体の温め力がアップしますよ〜

体の温め力がアップしますよ〜

お灸とは、ヨモギから作られた「モグサ」に火をつけて行う温熱療法。ツボ付近の皮下温度を約50〜70℃に上昇させることによって刺激し、血流などのめぐりを整えて水分代謝を促します。体の「気・血・水」といった全身のエネルギーのめぐりがよくなると、冷えや疲れ・痛みなど、さまざまな不調が改善されるのですね。

日本人は体質的に胃腸が弱くてむくみやすいので、下半身に冷えが生じやすいのだそうです。一方で上半身には熱がこもって水分不足になり、肌の乾燥やシワの原因に・・・。
お灸をすると むくみがとれるので、頬がリフトアップしたり、目の下のクマやほうれい線が薄くなったり、顔色が明るくなったりと、美容にもいいことづくめ! じんわり温まって心も安定し、夜ぐっすり眠れるようになるといいます。
先人たちはお灸で明日の活力をチャージし、美しさをキープしていたのですね。

このメカニズムに注目し、モグサのかわりにお湯を利用したのが『ペットボトル温灸』。考案者(鍼灸師・若林理砂さん)がご自身のお子さんの夜泣きや腹痛、風邪などを治したくて、幼い子にも行えるお灸法を工夫したのがきっかけだったそうです。火を使わないので、子どもやお年寄りにも安心。もちろん煙や匂いもないので、家族からの苦情やペットへの影響も心配ありません。
心地よい熱さですが、これで充分にツボ付近の皮膚温が上がり、温灸効果を得られるそうです。 

カンタンすぎると評判の「ペットボトル温灸」とは?

お灸を買って帰りましょう

お灸を買って帰りましょう

《用意するもの》
・お湯
・「ホット専用」の350ml ペットボトル

自販機やコンビニなどで温められているお茶などが入ったボトル(蓋がオレンジ色のもの)を使います。熱に弱いコールド用のペットボトルや、肌に当てるには熱くなりすぎるアルミボトルは、お灸には不向き。手に持ったときにしっかりした硬さのものを選んでください。
2本あると、左右のツボに同時に当てられます。

《手順》
1. 80℃のお湯を入れる
⇒温度計なしで大丈夫です! まず最初に、容器の1/3まで(約100ml)水を入れ、次に沸騰したお湯をボトルの上のほうまで(約200ml)入れれば、70〜80℃のお湯に。
熱湯を先に入れるとペットボトルが変形することがあるので、必ず水から入れます。ヤケド防止に、熱いお湯を入れる際はやかんから直接注ぐのではなく 耐熱性の計量カップなどを使うようにしましょう。

2. ツボ付近に当てる
⇒なんと「付近」で大丈夫なんですね! ツボにペットボトルの底を数秒押しつけて、“熱い”と感じたらいったん離す。これを、1カ所につき3~5回繰り返すだけでOK!! 

注意するポイントは? 売っているお茶でもOK?!

外出先では「手三里」など一カ所を温めるだけでも◎

外出先では「手三里」など一カ所を温めるだけでも◎

・皮膚が赤くなったら当てるのをやめましょう。もし熱いと感じなくても、3、4 秒間たったら必ずいったん離すこと! あまり長く当てると、刺激が強すぎて逆効果になります。
・できれば肌に直接当てますが、薄手の服の上からでも効果は感じられるので、オフィスなどでも行えます。
・いきなり痛いところに当てるのではなく、体の遠いところから始めて徐々に痛みのある部分に近づくようにします。
・発熱しているときや、捻挫など熱をもって腫れている部位があるとき、出血など外傷があるときは行わないでください。

ツボの位置が正確にわからなくても、 当たる面が広いので「なんとなくこのあたり」でOK! お湯が冷めても、20~30分なら効果は続くそうです。
また、イザというときは市販のホット飲料(だいたい60℃くらい)をそのまま利用することも可能とのこと。おぼえておくと、 お出かけ先での応急処置に使えそうですね。 

肩こり、腰痛、便秘はこのツボ! こんなお灸も♪

肉まんはどうかしら

肉まんはどうかしら

◎肩こり
「合谷(ごうこく)」親指と人さし指の骨が交わったところ⇒ 「手三里(てさんり)」ひじを曲げたときにできるシワから手首に向かって指3本分離れた、筋肉がいちばん盛り上がるところ⇒ 「肩井(けんせい)」首を前に倒したときに出る骨の真下と、肩の先の中間点⇒ 「風池(ふうち)」髪の生え際の中央から、指2本分外側の左右。

◎腰痛
「へそから恥骨結合を結ぶライン」おへそから縦に、上から下に向かって、ボトルの底辺を何回かに分けて押し当て離すを繰り返します。⇒ 「委中(いちゅう)」ヒザの裏側にある横線の真ん中。横にした2本のペットボトルにヒザ裏をのせ、当てて離すを繰り返します。外出先なら、椅子とヒザ裏ではさむようにしても。⇒ 「痛みのある場所」2本のペットボトルを同時に当ててもOK!

◎便秘
「三陰交(さんいんこう)」内くるぶしから指4本分上にあるツボ。ペットボトルを縦にして側面を当てます。持ち替えて反対の脚も同様に。⇒ 「天枢(てんすう)」おへその左右、指2本分外側にあります。2本のペットボトルを横に持ち、側面を当てます。⇒ 「へそ」ペットボトルの底を押し当てて離すを繰り返します。

ペットボトルさえ手元にない・・・そんな夜は、「シャワーお灸」や「ドライヤーお灸」をお試しになってみてはいかがでしょう。
ペットボトルと同様に、熱めのシャワーやドライヤーの温風でツボを温めます。これらは最近「冷えを改善したいけれど、半身浴するゆとりがない」という人にも大人気の温活法なのだそうです。冷えている現代人の本能が、身のまわりのいろんなものをお灸に役立てなさいと導くのでしょうか。

体を温める習慣は、冬場の風邪予防にも効果的。身近なもので毎日気軽にお灸して、これからの季節に備えませんか。

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