一般的にコバエと呼ばれるのは、主に「ショウジョウバエ」「キノコバエ」「ノミバエ」「チョウバエ」などの種類を指します。
つまり、「コバエ」という種類のハエは存在せず、体長1~2mm程度のハエを総称してコバエと呼ぶようになったようです(ここでも総称してコバエと呼びます)。
コバエはそれぞれ発生場所や特長が異なるため、駆除方法も違いますが、今回は主にキッチン周りに生息するものをご紹介しましょう。
■眼が赤く黄赤色のヤツが「ショウジョウバエ」
生ゴミが大好きで、特にバナナ等の果実が腐っていたら大喜びで繁殖するため、英語ではfruit flyと呼ばれていて、お酒やお酢など発酵したニオイにも超敏感に反応します!
■黒く、素早い動きが特徴の「ノミバエ」
腐った植物や生ゴミなどにたかり、すばしっこく歩きまわるむかつく輩。
料理した肉や野菜などの上を汚れた足で歩き、さらに産卵までするので食品衛生的にも要注意!
どちらも繁殖力が強く10日から2週間程度で成虫になるので、見かけたら発生源を突き止めると同時に、早めの退治が肝心です。