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中国=ネット後進国、というイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、もはやそんなことはありません。むしろ日本より(場合によってはシリコンバレーより)も進んでいるというステージに来ているケースがほとんどです。
今週のAppleのカンファレンスWWDCでも、キーノートの中で、中国のネットサービスが登場するシーンが多々ありました。(日本のサービスで登場したいのはLINEだけだったと思います。それもロゴだけ。)
今まではアメリカ(シリコンバレー)だけを見ていれば、ネットの最新トレンドが分かったという時代だったと思いますが、これからは中国のトレンドも見逃せません、という話です。
中国は過去10年間でGDPが4倍以上に成長しています。内訳は、図にある通りですが、GDPの50%超がサービス産業で、GDP成長のうち87%がサービス産業によるものです。
このうち、ネット産業がどの程度貢献しているのでしょか。以下で詳細を見ていこうと思いますが、規模感だけではなく、既存産業をネットが凌駕している様子にはすさまじいものがあります。アメリカや日本といった「ネット先進国」とは全く異なる成長をしている点に注目してみてください。
「中国なんて私・僕のビジネスに関係ない」と言っていられる時代はもう終わると思います。間違いなく世界最大のネット大国になる中国を無視していられる時代は終わるでしょう。これまではシリコンバレーから「輸入」されるサービスが多かったかと思いますが、今やものによってはシリコンバレーよりも圧倒的に進んでいるのが中国です。
以下で、「中国のインターネットで知っておくべき5つの事実」を整理します。
既に日本の人口の約6倍のネット人口がいます。人口比で約半分がネットに繋がっていますが、年成長率はYoY +6%と鈍化しています。