女性は水玉模様ワンピースにはノスタルジックな思い出があるのでは!?
水玉模様というと、クラッシックで女性らしさがパッと頭に浮かぶ筆者。特にウエストをキュッと絞ったワンピースは、バービー人形や映画の中の女優さんのイメージです。
現代版・マイフェアレディ、1990年に大ヒットした「プリティウーマン」。ジュリア・ロバーツ演じるコールガール・ヴィヴィアンがの主人公がリチャード・ギア演じるリッチな投資家・エドワードによってレディに成長していく物語です。途中、二人がポロ観戦に行くシーンがあります。ポロ観戦はクラシカルで伝統的なイベント。観戦する人々にも品格が求められます。そこで彼女が選んだのは、上品なブラウン地に白の水玉模様のワンピースでした。でもついつい試合観戦に熱中して、腕を大きく振り回し応援してしまうヴィヴィアン。まるで初めておめかしした少女のようなキュートなシーンでした。
子供の頃夏休みのお出かけにお母さんの手作りの水玉ワンピースを着た思い出がある方いらっしゃいませんか。筆者も夏休みは母の手作りワンピースをよく着ていました。
水玉模様はそんなノスタルジックな気分にさせてくれますね。丸いプリントはキュートで、やはり女性の方が身につけることが多い模様です。そのキュートさで、着るだけで女子力アップは間違いなさそうです。
余談ですが、「プリティウーマン」の原作の結末は、ヴィヴィアンは一緒に過ごした時間の報酬をエドワードから受け取った後は別れ別れに。ヴィヴィアンは又、元通り路上で仕事をする生活に、エドワードはニューヨークに戻り又企業買収によりさらに富を築いていきます。そんなほろ苦い結末だったのですね。でも公開から26年経過した2016年の現在ではそちらの方がリアル。貧しい女性がリッチな男性に淑女に成長させてもらう…今観ると時代錯誤でバブリーなおとぎ話としか観れないかもしれません。でもだからこそ水玉のワンピースが象徴的に見えるのかもしれませんね。
永く女性たちに愛され続ける水玉模様。50〜60年代はブリジット・バルドーや、オードリー・ヘップバーンを彩りました。水玉模様は時代時代の女性たちを見守ってくれていたのかもしれません。…は大げさでしょうか。